結局しっかりと文章を、日本語を理解することが最短ルート
こんんばんは。
今日から仕事はじめですね。
私も育休を終え、今日から職場復帰となり、久々の出社をしました。
出社の用件としては、会社貸与のPCとスマホの受け取りとセッティングです。
そんな中、緊急事態宣言の発出が濃厚になってきました。
内容がどうなるかは不透明ですが、早ければ今週末とのことで気になります。
私は明日からは基本在宅で業務を行うため、かち合わなくてよかったなと一安心です。
今日は上述の通り、仕事を始めるにあたっての準備DAYでした。
上長とのMTG、PCのセッティング、スマホのセッティング、業務の引き継ぎ準備などなど。
タスクとしてはこまごまと数はありましたが定時前には余裕で完了。
明日以降の準備をして本日の業務は早々に終了しました。
このセッティング作業が面倒でした。
「説明書や資料を読む」のが非常に苦痛です。
ものすごい量の文字数で説明がばーっとなされているため、読む気がなくなります。
また、「よくある質問」などにない、ニッチなトラブルというか、「検索しても調べにくい事象」が起きるともうお手上げです。
ネットで調べる、同僚に聞く、ヘルプデスクに電話するなどあらゆる手を駆使しますが、とにかく初期設定や導入時のセッティングの煩雑さは耐えられないです。
これは私だけではないと思います。
説明のための文章量・文字数は、その多さに比例して読む気が失せます。
でも、説明書やマニュアルを「作った側」からするととても納得いかないんです。
なにせ「順を追って読めばわかるように、懇切丁寧にパートを分けたり、チャートを作ったり等工夫をしているのに読まれない」から納得いかないんです。
説明書の中にはシンプルな、ある程度知識がないと理解できないようなものも一部あります。
しかし、基本的には「読めば1度で理解できる」ような内容に整理をして作られているのです。
これは読み手のリテラシーの問題ももちろんありますが、もう1つ根本的な原因があると思います。
それは「日本語を読む力がない(もしくは読む習慣がない)」です。
少し前に話題になった「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」でその全容が語られていますが、要は現代では日本語を読む力が弱くなっているのです。
Yahoo! JAPANのニュース記事の見出しは13文字。
一般的にさっと読んでに理解できる1つの文章量は60~70文字程度。
そしてTwitterは140文字。
これくらいの文字数でないと現代では心地よく読み進められる人が減っているということですね。
私もこの傾向に大いにあてはまるんですが、こうい場面ではなんとか我慢して説明書を読むように意識しています。
なぜかというと、現職で同期(だが相手は新卒、開成高校→早稲田大と優秀な子)だった同僚が正に「説明書・手順をよく読んでいた」からです。
システムの入れ替えや業務に直接関係のないタスクなど、ついつい蔑ろにしがちです。
そんな中、部署の多くが「このシステムの設定ってどうやるんだ?」という事態に直面したことがありました。
わからない者同士であたふたしている中、彼だけはしれっと作業を終えていたのです。
もちろん彼に「このやり方教えて!」と殺到するのですが、「説明書を読んでそのままやればできますよ」とさらっと放ち、私たちは息を飲みました。
冷静に、手順書を我慢して読んで、1つずつ確認しながら作業を進めます。
するとできるんです、これが不思議なことに。
めんどくさがって「直感で感じた大事なポイント」を拾って作業すると工程間の接続がうまくいかずに作業がとん挫していたのです、当たり前です。
しっかりと文章を読む。
日本語を正しく理解して、読み進める。
たったこれだけのことですが、現代の情報量やそのスピードに負けて疎かになっているのだと痛烈に感じた原体験でした。
ということで、今日の作業はじっくり手順を追いながら無事に滞りなく完了した次第です。
今日はエンジンを温める1日でしたね。
明日以降はエンジンフルスロットルで頑張っていきましょう。
ではでは。