節約する意味ってなに?
こんばんは、ごめすです。
みなさん、貯金していますか?
将来のために、夢のために、急な出費に備えて、子どもの学費、、、
目的も様々で、目標金額も様々ですね。
今日は下記の記事についてです。
日本全国の15〜69歳、約48,000人を対象にLINEリサーチが調査したアンケートです。
うち7割の方が貯金はしていると回答。
全体の約4割の方は貯金が100万円未満だそうです。
ただ、10〜20代の割合が多いことを考慮した方がいいですね。
30〜50代でも100万円未満が約4割となっており、結構少ない印象です。
一方で年齢が上がるごとに100万円以上の割合が増えているは大事なポイントですね。
資産運用をしているかは定かではありませんが、貯蓄のみだったとしても積み重ねできる方はしっかり貯蓄できているのかもしれません。
私が気になったのは次のアンケートです。
「お金や資産を増やしたいか?」という質問に対する回答です。
「そう思う」以上は8割に上る数値なのです。
これは若いほどに意識が高く、逆に高齢になるほど資産を守る観点からか割合が減ってきます。
これに付随した質問が1番の論点なのですが、
「資産を増やすにはどのようなアクションをすれば良いか?」という問い。
「貯蓄する」50%、「節約する」51%でトップなのです。
記事では「資産運用をするの割合が増えた」とまとめられており、これは素晴らしい変化だと思います。
ただ、「資産を増やすためのアクションとして貯蓄と節約する」は最適解ではないと思います。
理由は以下。
①円の価値が時間経過で漸減している
世界の経済が成長している中で、日本は成長率は先進国内でも遅れをとっています。
他国が成長し、他国に投資が集まり、相対的に魅力の弱まった日本からお金は引き揚げられる。
これにより「日本円」自体の価値は弱くなっているためです。
②節約自体は増やすアクションに繋がらない
節約は守りのアクションだ。
節約をして浮いたお金をどうするかが重要だ。
「少し余裕が出たから美味しいものをたべにいこう」なんてふらっと出かければ、あっという間に浮いたお金は消え去ります。
これでは節約自体に意味がありません。
昔とは違い、貯蓄だけでは到底賄えない将来が私たちには待っています。
そもそも貯蓄すらできていないのであれば、まずは出血を止める必要があります。
落ち着いて出血≒浪費や無駄を排除して、支出の把握を行うことが最優先です。
何事もはじめの一歩を正しく勇気を持って踏み出せるか、ですね。
ではでは。