「太ってきたから5キロ痩せるために毎日走る」が続かない理由。

今年も今日を含めてあと3日です。

大掃除は本日で完了しました、私の担当分だけですが汗

明日は妻の残務を手伝って完全終了予定です。

部屋がすっきりするのは気持ちいいですね。

私はこの1-2週間で始めたこととして、「朝起きたらまずクイックルワイパーをかける」ということを継続しています。

これはちきりんさんのブログを見て始めました。

この掃除の習慣を始めたのは、普段掃除は妻にお任せなので、なんかやりたいなと思っていた中で記事を見たのがきっかけです。

朝から掃除？と思うなかれ←まじで

辛さ・めんどくささよりも、はるかに気持ちよさ・達成感が勝ります。

ちなみに上述の通り、私は掃除が別に好きであるわけではありません。

これを今のところ継続していられるのはいくつかポイントがあるのです。

昨日の記事で「目標を掲げて、計画を立てて、実行する」ということを書きました。

これって言うは易く行うは難しの典型だと思います。

「太ってきたからダイエット。目標は5キロ減、そのためにランニングを明日から毎日やろう」と意気込みます。

初日は意気揚々と走りに行きます。気持ちよく走れて満足します。

2日目は「今日も走りに行かなきゃ」と考えます。「何時に走りに行こうか？」と考え始めます。そしてようやく走りに行きます。

3日目は「今日もまた走らなきゃ」と考えます。でも「ちょっと疲れたしどうしよう」と悩み始めます。そして「今日はやめておこう、明日から再開しよう」となります。

これで3日坊主の完成です。

上記についてもったいないなと感じる点が2つあります。

1つが目標の設定の仕方。

2つ目が目標を達成するための仕組みの作り方。

目標の設定について、「5キロ痩せる！」は別に問題ありません。

でも、5キロ痩せること自体が目的になっているのがもったいないポイントなんです。

何がもったいないかわかりますか？

それは、5キロ痩せることは通過点でしかなく、その先に「なりたい姿」があるはずなんです。

それを具体的にせずに通過点だけを目標設定してしまっているのです。

「痩せてすっきりとしたらモテるはず」

「運動不足で肥満気味なので、健康的な体型と生活習慣を身に付ける」

などなど、具体的ななりたい姿がないまま目標を定めてしまっているのがもったいないのです。

2つ目の仕組みについて、これは「習慣として行動をするためのハードルを下げる」ことが不足しています。

これまで運動をしてこなかったり、食生活に気にしていなかった人が、「明日から毎日5キロ走る」「明日から炭水化物を抜く」なんて決めても持つわけがないのです。

それくらい人の意思の力は弱いんです。

「毎日18時になったら運動着に着替えてランニングシューズを履いて外にでる」

これぐらい具体的にシチュエーションを描く方が良いです。

もっと極端にすると「毎日18時なったら外にでる」だけでも構いません。

1日目、外に出れたことに達成感を感じます。

2日目、外に出たら少し歩こうと思うかもしれません。

3日、1週間、1か月と続けていけば外に出ることが当たり前になり、その次の習慣作りの1歩に繋がります。

こうやって、目標と仕組みの設定を正しく行うことで、よりよい習慣作りができるようになっていきます。

ちなみに、「習慣の仕組みができても、継続ができない」ということについては、「行動に対してわかりやすい報酬を作る」という点も大事です。

私の「朝、クイックルワイパーをかける」の報酬は「ほこりが信じられないくらいとれる」ことと、「妻から毎朝感謝される」、そして「妻の1日が気持ちよくスタートできる」などです。

「そんな粒間の報酬かよ！」

と思ったかもしれませんが、それでいいんです。

私の目標は「妻の掃除の負担を減らして、自分も貢献する」というありたい姿が目標だからです。

まとめると、

・目標は「ありたい姿」を具体的にする。

　→目標ではなく、通過点を置いてしまうと挫折しやすい。

・仕組みは時間、場所、シチュエーションまで具体的にイメージする。

　→「どうしようかな？」と考える余地を持たないくらいの粒度で具体にする。

・行動後の報酬が何かまでイメージする。具体的には目標が「ありたい姿」であることを前提に、その1日の行動がどう働いたかを考える。

　→数日で変化が現れないことは当たり前。求める結果ではなく、ありたい姿に近づいているかをモノサシにする。

と、よしなにまとめてみたものの、私自身も実験中のみですが、非常に効果的に継続できています。

良い習慣作り、大きな目標を立てるようなことがあれば一度試してみて感想を下さい。

ではでは。